社員のストレス耐性を高めるには?ストレス耐性を構成する6つの要素も解説

同じ仕事内容でもストレスの感じ方は人それぞれです。社員のなかにはストレス耐性が低く、仕事を苦痛に感じている人も少なくないでしょう。ストレス耐性が低い社員が多いと、休職や退職といった対応に追われ社内全体の士気が下がってしまいます。 そこで今回は、ストレス耐性が低い原因や、その改善方法について解説します。また、ストレス耐性が低い社員に対して企業ができる対応も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


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ストレス耐性を構成する6つの要素

ストレス耐性とは、ストレスの処理能力や忍耐強さなどを段階的に示した値のことです。ストレス耐性を決める要素は人それぞれ異なりますが、意識改善でストレスを感じにくくなります。まずはストレス耐性を構成する6つの要素を確認しましょう。

容量

ストレス耐性の容量とは、ストレスを受け止められる精神的なキャパシティを指します。許容量、許容範囲とも表現でき、人によってその大きさはさまざまです。また、容量の大小によりストレスを感じる度合いが変わります。容量が大きければ、ストレスを受けてもストレスを感じにくく、心身に影響しにくいのです。

一方、容量が小さければストレスに耐えきれず、メンタル面に支障が出やすくなります。ささいなことでもストレスを感じやすく、心身の不調につながりかねません。しかし、容量の大きな人でもストレスを解消できずに溜め続ければ、同じように不調として心身に影響が現れるようになります。

処理

ストレス耐性の処理能力とは、ストレスを弱めたりなくしたりできる力です。処理能力が高い方は、ストレスとなり得る原因を分析し、予め対処法を模索し、改善案を実行します。

ストレスの原因や悩みを放置せずに、上司へ報告や相談をし、自力で解決しようとする方はストレス耐性が高いといえます。

感知

ストレス耐性の感知能力とは、ストレスを感じ取る能力のことです。同じストレスでも重く受け止める方もいれば、それほど気にならない方もいます。本人が気づかなければストレスにはなりません。

つまり、感知能力の差がそのままストレスの感じ方に影響を与えるのです。よって感知能力が低ければ、その分ストレス耐性が強いといえます。

経験

ストレスを受けた経験が多く、都度乗り越えていれば慣れや対処法の発見にいたるものです。過去に同じようなストレスを受けた経験がある場合、一度経験しているため心に余裕が生まれます。

例えば人前で話すことが苦手な方でも、経験を重ねると徐々に話せるようになり過度な緊張や重圧などのストレスを感じにくくなります。

とはいえ経験があってもストレスに対する『容量』や『処理能力』などは個々の性格による部分が大きいため、経験が活かされるかはさまざまです。

同じ状況に遭っても「前回の経験を活かし乗り越えよう」と考える方もいれば、「なぜ自分ばかり同じ状況になってしまうんだ」と過去に感じたストレスを思い出してしまう方もいます。

回避

個々の性格によっても異なりますが、ストレスを回避する能力もストレス耐性に影響を与えます。細かいことを気にしやすい性格か、切り替えがうまくできるタイプかによっても受け止め方が変わるのです。

また回避能力は自律神経や内分泌系、免疫系と関連性があるといわれています。心身が健康であれば体内のバランスも整うため、ストレスを感じにくくなり心穏やかに過ごせます。

転換

ストレス耐性の転換能力とは、ストレスを良い方向に捉えられる能力です。

転換能力が高い方は、仕事で失敗してしまっても「失敗しないための改善点を見つけられて良かった」「学ぶ機会ができた」と前向きに捉えられます。またストレスを感じても引きずらず、次へ目を向けられる方は、ストレス耐性が高いといえます。

ストレスの主な原因

ストレス耐性を高めるためには、ストレスの原因を知ることが大切です。ここでは、ストレスの原因となり得る「ストレッサー」について解説します。

物理のストレッサー

物理のストレッサーとは職場環境や騒音、VDT作業(※)などがあげられます。ほかにも睡眠不足や病気、ケガなども物理的なストレスの要因です。健康に影響を与える飲酒や禁煙なども含まれるため注意が必要です。

満員電車での通勤や、酷暑での営業活動、冷房が効き過ぎたオフィスでの事務仕事や立ちっぱなしのレジ打ち作業など、肉体的につらい状況も物理のストッサーになります。

※VDT作業とは、パソコンのディスプレイやキーボードなどの機器を使ったデータ入力や照合作業のこと。

心理のストレッサー

ストレスの主な原因として、心理的なストレスをイメージされる方は多いものです。心理のストレッサーには悲しみや怒り、恐れや不安、焦りなどの感情に起因するものがあげられます。

厳しいノルマや目標の達成が課せられる仕事や、トラブル・クレームの対応など精神的負担となるプレッシャーや対人対応などで感じる不安や焦りが主な心理的ストレッサーです。

社会のストレッサー

社会のストレッサーとは現代における社会的状況や身の回りに起因するものです。職場や家庭の人間関係や友人、恋人とのトラブルも含まれます。

また、グローバル化に伴う社内業務の変化や、感染症対策による勤務形態の変化、住環境の変化や仕事における異動、昇格、降格、解雇、退職、転職など職場環境の変化によるストレスが該当します。

悪い出来事だけでなく、出世や結婚など喜ばしい出来事でもストレスの原因になるのが特徴です。さらに社会のストレッサーが心理のストレッサーのトリガーになるケースもあります。

環境のストレッサー

環境因子に直結するもののなかには、厳しい寒暖差など体感をともなう気候の変化や、まぶしすぎる照明などがあります。

季節の変わり目にストレスを感じやすい方は、環境のストレッサーの影響があるのかもしれません。具体例としては、花粉症や乾燥、人混み、工事中の騒音、たばこや香水の匂いなども環境のストレッサーになります。

なぜストレス耐性が低くなってしまうのか

企業のなかにはさまざまな性格の社員が存在します。同じような資格や経歴を持ち、同じ仕事をする人が集まっている部署もあるでしょう。しかし、全員が同じストレスを感じているわけではありません。それぞれストレス耐性に大きな差があるのが実状です。

人によってストレス耐性に差があるのはなぜなのでしょうか。ここでは、ストレス耐性が低い人の傾向と問題を解説します。

考え方の傾向

同じトラブルが起きても「なんとかなる」と考える人もいれば、「もう生きていけない」と思うほど落ち込む人もいます。ストレス耐性は、その人の物の捉え方によって違いが現れるといえるでしょう。そのほかにも、ストレス耐性が低い人は以下のように考え方に特徴があります。

・なんでも悪い方向に考える癖がある
・常に完璧主義あるいは几帳面である
・怒られたくない、逃げたいと考える傾向がある
・人に合わせなければという思いが強すぎる

以上のように、ストレス耐性が低い人は「なんでもうまくこなしたい」「周囲に迷惑をかけたくない」という考えが強い傾向にあります。仕事の結果に対して、少しでも自分が納得できないと「失敗してしまった」と感じてしまうのです。

後ほど詳しく説明しますが、ストレス耐性の低さは仕事に影響を及ぼすおそれがあります。ストレス耐性が低い人に共通する考えを知っておけば、トラブルの早期解決につながるでしょう。4つの傾向があると感じた社員へは、ストレスチェックをしておくと良いかもしれません。

生活習慣の問題

ストレス耐性は、生活習慣にも大きく影響します。体の健康は心の健康に直結しており、体調が悪いと考え方も悪い方へ傾いてしまいます。

具体的には、睡眠不足や運動不足といった不規則な生活が続いていたり、食生活が乱れていたりすることが挙げられます。健康的な生活が送れていないと、ストレスを感じやすい体になってしまいます。

また、仕事とプライベートを両立できていないという問題もあります。オンオフの切り替えができていなければ、仕事で感じたストレスを24時間抱えたままの生活になってしまい、心が疲弊してしまうでしょう。

忙しくて趣味の時間が持てなかったり、そもそも趣味がなかったりする人は抱えたストレスをうまく発散できない傾向にあります。

環境の問題

本人を取り巻く環境も、ストレス耐性に大きく影響を与えます。

人間関係がうまくいってなかったり、能力に見合わない業務負担かかっていたりなど、職場に関連する悩みは深刻です。ほかにも、家庭環境や金銭面の不安は強いストレスを感じる要因になります。

不安や悩みを相談できないままでは心身に負担が大きくなる一方です。社員のストレス耐性を上げるだけでなく、職場のストレス要因に目を向けることも重要になります。

社員のストレス耐性が低くなることのリスク

メンタル面の不調は個人の問題と捉えがちですが、企業にも大きなリスクがあります。社員のメンタル不調は職場の問題でもあると考え、早めの対処を心掛けてください。

ここでは、ストレス耐性が低い社員を放置しているとどのようなリスクがあるのか、詳しく解説します。

生産性が低下する

社員のストレス耐性が低いままでは、企業の生産性が低下するリスクがあります。強いストレスを抱えている状態で仕事に打ち込むのは困難でしょう。

集中力やモチベーションが低下することで仕事がはかどらなくなるだけでなく、ミスも増え、会社に貢献したいという意欲も損なわれてしまいます。会社への貢献意欲がなくなることは、生産性の低下を招く原因になりがちです。

また、メンタル不調で社員が休みがちになると、まわりの同僚にも業務のしわ寄せがいきます。その結果、職場全体の士気が下がり、企業に大きな損失が発生するケースがあります。

早期離職につながる

ストレス耐性が低い社員を放置すると、早期離職につながるリスクもあります。メンタル面で不安定になっているときは、ストレスフルな職場から転職したいと考えてしまうのは仕方がありません。

早期離職により職場の人員が減ると、社員一人あたりの負担が増えるため、部署全体に多大な負担がかかります。労働時間や時間外勤務が増加するなど、労働環境が悪化しかねません。それでは連鎖的に離職が発生し、組織力の低下を招いてしまいます。

採用コストの増加

ストレス耐性の低い社員を放置したために早期離職が起きると、企業の採用コストはさらに増大します。

欠員がでれば、生産性を維持したり、労働環境を改善したりするために人員を補充する必要があります。とはいえ、採用活動は業務量が多く、時間やコストがかかるでしょう。未経験人材や新卒社員を採用する場合は教育にもリソースを割かなければならないため、これらの採用コストが経営を圧迫してしまうかもしれません。

また、離職率が高い企業として認知されてしまうと、いわゆる「ブラック企業」と疑われて、応募者が減るおそれもあります。優秀な人材を確保できなくなると、企業にとって長期的な損失となるでしょう。

ストレス耐性が低い人材に合った人材配置

ストレス耐性が低い人を、激務の部署やダイレクトに責任を感じるようなポジションへの配置はおすすめできません。とはいえ、真面目で几帳面な人材ならば人材配置に配慮すれば、活躍が期待できるでしょう。そこでここからは、ストレス耐性が低い人に負担を与えない、適切な人材配置について解説します。

ノルマがない部署

ストレス耐性が低い人は、プレッシャーを感じやすくマルチタスクに苦手意識を持っていることが多いようです。厳しいノルマは大きなプレッシャーになり、納期などがある仕事にはマルチタスクが求められるでしょう。

そのため、業務内容にノルマがなくルーティンワークの多い部署へ配属するとストレスを感じにくくなります。毎日のルーティンワークを問題なくこなすことで、少しずつ自尊心を高め、ストレス耐性をつけていくことが大切です。

自分のペースで働ける部署

人と人との関わりから強くストレスを感じる人も少なくないでしょう。とくにストレス耐性が低い人は「周りにうまく合わせなければならない」という気持ちの焦りからストレスを感じやすい傾向があります。

人と関わりながら進行や指示を調整していく仕事は不向きであることから、自分のペースで仕事を進められる部署への異動が適切でしょう。あまり人と関わらない部署なら、のびのびと仕事に打ち込めるはずです。

近年では、テレワークの普及が活発化しており、ストレス耐性が低い人にとっては良い傾向になっているのかもしれません。人との関わりを減らし、安心できる自宅からの業務なら自分のペースを守りながら活躍できるといえるでしょう。

体力仕事でない部署

体力を使う仕事は、身体的疲労からメンタルに影響を与えます。ストレス耐性の低い人は、生活習慣に問題があり、人一倍疲れを感じやすいともいえます。

スポーツ経験などがなく、体力に自信がない人には休息をとりやすい部署への配属がおすすめです。

とはいえ、まったく体を動かさないのも問題です。生活習慣を変えるためにも、適度な運動の機会を与えましょう。

変化の少ない業務内容

ストレス耐性が低い社員には、できるだけ変化が少なく、落ち着いて取り組める業務を割り振る配慮が必要です。

一般的に、ストレスを抱え込みやすい人は変化に弱い傾向があります。時期によって仕事量の増減がある仕事や、常に移動を伴う仕事、また臨機応変な対応が求められる職場では不安が大きく、実力を発揮できません。

ある程度仕事のルーティーンが決まっていて、地道に取り組める仕事を割り振ると良いでしょう。

ストレス耐性の高さをチェックする方法

ストレス耐性は採用時の指針にもなります。採用段階で採用者のストレス耐性を事前に把握できれば合否の判断に活用できます。ストレス耐性の度合いにあった人材配置を行えば、早期退職の防止にもつながるでしょう。

この項目では、ストレス耐性の高さをチェックする方法を紹介します。

3Eテスト

「3Eテスト」とは、エン・ジャパン株式会社が提供している人材判定テストのこと。受験時間は35分程度です。

ストレス耐性だけでなく、性格特性や創造的志向性、コミュニケーション力、エネルギー量など、面接ではわかりにくい9つの視点を確認できます。知能と性格・価値観テストとして利用できます。また、スマホ受験にも対応しているため求職者が簡単に診断できるのが特徴です。

参考:「3Eテスト」(エン・ジャパン株式会社)

DIST

「DIST(自社採点方式)」とは、株式会社ダイヤモンド社が提供しているテストです。

DISTではどのようなストレスに強いか、またストレスに対処できる資質があるかといった点を診断できます。

実施から診断まですべてを自社で行うことができます。採点時間は1人5分程度で結果がすぐにわかるため、時間の負担が少ないのも特徴です。

DISTはインターネット上で実施できるWeb-DISTや、大量の受験者を一括診断できるDIST-COMなどもあります。

参考:「ストレス耐性テスト(DIST)」(株式会社ダイヤモンド社)

自身でできるストレス耐性を上げる方法

ストレス耐性が低い人を、責任を感じやすい部署やポジションに配置することは、あまりおすすめできません。とはいえ、真面目で几帳面な人材ならば、人材配置に配慮すれば活躍が期待できるでしょう。

そこで、社員自身でできるストレス耐性の上げ方を詳しく解説します。

瞑想の習慣を設ける

瞑想の習慣を設けるのは、ストレス耐性を上げる方法のひとつです。

よく思考して行動することは、私生活やビジネスでの失敗を避けるために、一般的に良いこととされています。

しかし、「失敗したらどうしよう」と将来のことに悩んだり、「あのときこうすれば良かった」と過去の失敗を後悔したりするなど、ネガティブな思考に囚われてしまうことがあります。これがストレス耐性を下げて、精神衛生を悪くしてしまう原因です。

考えすぎからくるストレスを防止するには、意識的に脳を休める習慣を設ける必要があります。1日1回、数分で良いので、呼吸に意識を向けて頭を空っぽにしてなにも考えないトレーニングを行いましょう。

適度に運動をする

ストレスを溜めないようにコントロールするのも、ストレス耐性を高める方法のひとつです。ストレスを感じたとき、いつまでも引きずらない方法として、運動は良い気分転換になります。

ストレス耐性を上げるには、運動によって体を動かすことが大切です。適度な運動を行うことでストレス発散ができ、ストレスをマネジメントできるようになります。

特にデスクワークの方は長時間座り続けて仕事することになるため、運動不足になりやすく、知らないうちにストレスを溜め込んでしまうおそれがあります。普段から職場内を歩いたり、休憩のために外に出たりなど身体を動かすように意識しましょう。

自らの気持ちや状況を言語化する

「つらい」と感じたら、その原因と向き合うことも大切です。原因と向き合う際は自らの気持ちや状況を言語化すると良いでしょう。

「なにがつらいと感じるのか」「つらいと感じる原因はなにか」を言語化することで自身を深く理解でき、ストレスの克服につながります。

原因から目を背けて逃げていては、また同じ場面で悩むことになります。言語化する癖をつけ、原因と向き合うことを習慣化してみてください。

完璧主義をやめて今に集中する

完璧主義をやめることもストレス耐性を上げる有効な方法です。完璧さを求めてしまうとできていない部分ばかりに注目してしまい、些細なことでイライラしてしまいます。

そのため、目標を低めに設定し達成のハードルを下げることが大切です。小さな目標を少しずつクリアしながら結果を積み上げることで達成感を得られて、ストレスも軽減できます。

完璧主義をやめて目の前にある楽しさや良い面に集中できれば、ストレス耐性を高められるでしょう。

企業ができるストレス耐性の上げ方

社員のストレス耐性にバラつきがある企業では、その対応に頭をかかえているかもしれません。同じ指示でも、受け取る人によって捉え方が異なります。

ストレス耐性を上げることは簡単なことではありません。企業には、ストレス耐性が低い人に対しての適切な人材配置や環境構成が求められます。ここからは、企業ができる社員のストレス耐性の上げ方について紹介します。

職場の環境を整える

社員の働きやすさを重視するには、職場の環境を整える必要があります。あらゆる目線から、ストレスに直結する要素を減らす工夫が求められます。

例えば、労働環境の配慮には、労働時間のチェックが必要です。ストレスを感じやすい社員が時間外労働していないか、休日出勤が続いていないかなどの情報はしっかりチェックして、働きすぎを防ぎましょう。

また、定期的に業務内容を見直すことも重要です。現在担当している業務を確認したり、個人面談を行ったりして、本人の能力に合った質や仕事量になっているか判断します。定期的に社員の意向を伺うことで、ストレスを感じている社員を見過ごすことなく早期に対応が可能です。本人の心理状態によっては、希望を叶える配置換えも必要です。

オフィスの明るさや温度、湿度などへの配慮も欠かせません。周囲の騒音や雑音の音量にも注意しましょう。

心理的安全性の確保

社員のストレス耐性を上げるためには、職場の心理的安全性の確保に努めることが大切です。心理的安全性とは、社員が発言を否定されることなく、上下関係にとらわれずに自由に意見をいえる環境をいいます。

職場の心理的安全性を確保するために、コミュニケーションを積極的に取る工夫をしてください。良い信頼関係を築くと悩み事を相談しやすくなり、社員のストレス耐性向上が期待できます。

専門家による研修を受ける

誰がどのようなストレスを感じているか、そのストレスにはどのような配慮が必要かといった問題は、安易に判断できることではありません。ときには専門家による研修を受ける必要もあるでしょう。

東京・ビジネス・ラボラトリー(TBL)では心理学を活用した研修が可能です。社員のストレス耐性を高めるために、TBLのストレスチェックを受けてみてはいかがでしょうか。ストレスチェック対応サービスで社員のケアや職場改善を行うことで、ストレス耐性を高められます。

原因や解決方法の提示も可能のため、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

ストレス耐性は、人によって大きな差があります。同じ労働環境でも、強いストレスを感じて休職や退職に追い込まれる人も少なくありません。とはいえ「ストレス耐性が低い人材は必要ない」と考えるのは大変もったいないことです。

ストレス耐性が低い人には、それぞれ何らかの原因があります。その原因への理解を深め、誰もが活躍できる環境構成を行わなければなりません。そのためには、不要なストレスを与える環境の改善や、特性にあった人材配置が求められます。

しかし、ストレスとは大変デリケートな問題です。対応によっては余計な負荷がかかるかもしれません。社員のストレス耐性に悩んだときは、東京・ビジネス・ラボラトリーの研修を受講してみてください。ストレスチェックにより、さまざまな解決方法を提案いたします。