メンタルサポートはなぜ重要?企業が取り組む3つのメリットを解説

多くの人が長い時間を社会で活動することになります。人生を充実して過ごせるかは、仕事の時間に満足しているかどうかも左右されるポイントのひとつでしょう。過労やストレスが問題になっているなか、労働者に対するメンタルサポートの推進は必須です。今回は、心をケアするメンタルサポートはなぜ重要なのか、また企業が取り組むにあたって得られるメリットについて解説いたします。


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メンタルサポートの重要性

まずは、メンタルサポートがなぜ重要なのかについて解説いたします。

メンタルサポートとは?

近年、多くの企業でも導入が進んでいるのがメンタルサポートです。メンタルサポートとは、心の健康を促進するために心理学的にケアすることです。すべての労働者の心の健康レベルを引き上げることが、メンタルサポートの目的のひとつとなっています。

メンタルサポートを行うべき重要性

心の健康レベルを引き上げるメンタルサポートは、ストレスフルな社会では必須です。うつ病や適応障害、気分変調症など、心の病気に悩む労働者は少なくありません。

厚生労働省の「令和3年 労働安全衛生調査」によると、メンタルヘルス不調により連続1ヶ月以上休業または退職した労働者がいた事業所の割合は10.1%です。

メンタルヘルスの不調は企業や労働者にとって大きな問題となっています。一人ひとりが心身ともに健康的に働くためにも、メンタルサポートに取り組むことが重要です。

出典:「令和3年 労働安全衛生調査」厚生労働省)

企業がメンタルサポートに取り組むメリット

次に、企業がメンタルサポートに取り組むことで得られる3つのメリットを解説いたします。

従業員のストレスコントロールにつながる

メンタルヘルスが不調になると、その人がもっている能力を発揮できなくなります。過度にストレスを感じれば、離職につながることも少なくありません。メンタルサポートは、労働者が抱えるストレスを心理学的にケアします。ネガティブな状態からポジティブな状態に変えることで、職場全体における生産性低下の防止につながるでしょう。

生産性や活力の向上

人生のなかで、悩んだり、壁にぶつかったりすることは誰しもが経験します。仕事やプライベートのことで悩みが増えると、モチベーションの維持が難しくなりがちです。メンタルサポートによって心が健康に保たれることで、活力の向上が期待できます。メンタルヘルスが不調のときと比べると仕事に対してやる気が出て、生産性もアップするでしょう。

事故・トラブルの防止

メンタルヘルス不調に陥ると、集中力や注意力が散漫になります。仕事で思わぬミスを起こしたり、事故やトラブルにつながったりもするでしょう。重大なミスや事故は周囲の安全にも関わる問題であるため、未然に防止しなければなりません。メンタルサポートで心身の状態を上げることにより、従業員と企業へのリスクを最小限に抑えることができます。

まとめ

メンタルヘルスの不調は誰にでも起こり得る身近な問題であり、放置すれば退職や休職につながる可能性もあります。従業員の心の健康を守るためにも、メンタルサポートは重要です。

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